Ken's blog

日々、生きている中で思ったこと、言葉にしたいと感じたものを書いています。

熱中症対策の塩分補給。でも塩分の摂り過ぎが心配な人へ

前回は、水分補給の際に塩分が不足するとなってしまう、自発的脱水についてお話ししました。ただ、「塩分補給が大事なのは分かったけれど、塩分を摂り過ぎるのも良くないのでは?」という意見に対しての見解を書いていきます。

私個人としての見解は「夏期はそれほど気にしなくてもいいのでは?」です。なぜなら十分な水分を摂っていれば、余分な塩分は発汗や排尿によって体の外に排出されるからです。その為、過度に気にする必要はありません。(ただ、高血圧など塩分量に気をつける必要がある人はもちろん例外です。)

18歳以上の一日あたりの塩分摂取許容量は、男性で8.0g未満、女性で7.0g未満、を目標値にすべきと厚生労働省によって定められています。ただ、夏の間に関しては汗をかく事が多いので、この限りではなく目安として考えればいいと思います。

また、水分補給の際に、お茶、コーヒー、ジュース、お酒は飲んでもあまり効果はありません。どの飲み物にも利尿作用があり、水分として摂っても尿として排出されやすい為です。水分補給には水、お湯、牛乳、スポーツドリンク、などがオススメです。スポーツドリンクは糖分が多く含まれているので、飲み過ぎには注意しましょう。

飲み物の温度にも注意が必要です。冷たい飲み物ばかり飲むと、内臓が冷えてしまい、だるさ、体調不良に繋がってしまいます。その為、常温にしたり温めて飲むようにしましょう。

水分と塩分を上手に補給するのは、なかなか難しいですが、これらの事に気をつけて、暑い夏を乗り切りましょう!