Ken's blog

日々、生きている中で思ったこと、言葉にしたいと感じたものを書いています。

結婚へのプレッシャーと子育ての現実性

結婚していない事に関して、両親と祖母からのプレッシャーが辛いと感じているので、その事について書いていきます。

 

両親も祖母も殆ど口にはしないけれど、未婚の私に早く結婚してほしいと思っているはずです。特に祖母は、自分と2人で食事をしていたり、テレビでそんな話題の番組が放送されていたりすると、時折その話題を口にして、「職場に独身の女の子いないの?」とか聞いてきます。

 

私自身も、結婚したくないわけではないです。日々のプライベートを一人で過ごす事にも飽きてきたし、好きな人がいれば楽しそうだな、とは思います。

でも、「結婚しても結婚しなくても大変なんだろうな…」と感じています。結婚したら、両家の付き合いとか、子育てとかで大変だし、結婚しなくても、独居老人として寂しく過ごす事は辛そうです。

 

子育ては楽しそうではあるけれど、とても大変そうで、育て上げる自信はとてもではないけれどありません。現在の収入では低くて、奥さんと子どもを養っていく事が出来ないと思うので、共働き路線一択だと感じています。

また、子ども一人であればなんとかなりそうだと思っていても、障がい児や難病児、双子以上が生まれるかもしれないリスクもあるので、油断は出来ません。

 

こんな事を言うと家族や周りの人に怒られそうですが、生まれてきて良かったと、現在の私自身が心からは思えていないので、自分達の子どもに「生まれてきて良かった」と思わせてあげられる自信が持てません。

 

テレビドラマやテレビ番組で、結婚している夫婦が理想像として描かれていたり、子育てのシーンが流れていたりしますが、私はそういった描写が嫌いです。結婚している事や子どもを育て上げる事が、あたかも、偉い、人生の責務、であるかのように描かれているからです。さすが、愛国心を育てる放送内容だなと感じます。

 

それはさておき、結婚したから子どもが必須だとは思っていません。統計を見たわけではありませんが、経済面その他の理由で、子どもがいない夫婦も多いはずです。

結婚や子育てに限った事ではないですが、世間の一般像に惑わされないように。日本人はみんなと同じである事に安心する側面があります。しかし、自分はどうしたいのかを大切にして問い続けること、自分の頭で考え続ける事が大切だと思っています。