Ken's blog

日々、生きている中で思ったこと、言葉にしたいと感じたものを書いています。

答えやすい質問の仕方 クローズドクエスチョンとオープンクエスチョンについて

『クローズドクエスチョン』と、『オープンクエスチョン』という言葉を聞いた事がありますか?

クローズドクエスチョンとは、はい・いいえ、で答えられる質問の事です。

例えば、「朝食は食べましたか?」「犬は好きですか?」など、答えが「はい」か「いいえ」になるものです。

一方、オープンクエスチョンとは、具体的な答えが必要な質問の事です。

例えば、「朝食は何を食べましたか?」「犬と猫とではどちらが好きですか?」など、答えが具体的になるものです。

初対面の人と話す時は、クローズドクエスチョンから話し始めて、オープンクエスチョンにつなげていくと、相手が答えやすいとされています。

 

最近よく思うのは、職場で体調が悪い職員がいた時の尋ね方の難しさです。

クローズドクエスチョンで、「体調悪いですか?」と聞くと、その人との親密さや建前か等にもよりますが、「いいえ、大丈夫です」と返ってくる事が多いので、本当に体調に問題がないのかはっきりとしません。

その為、質問の仕方を工夫する必要性を感じます。その為、オープンクエスチョンで

「体調悪そうだよ?」と話しかけると、「実は熱っぽくて」とか「寝不足で」等の、具体的な情報を聞き出しやすい印象があります。

相手との関係性や、尋ねる時の語調などにも左右されるので、どちらが適切かは一概には言えません。

その為、話している時の状況やその人との関係性に応じて使い分ける必要があります。また、尋ねる際の語調も、問い詰めるような受け取られ方にならないように注意しましょう。

答えやすい質問の仕方になるように配慮して、相手との関係を深めていく事が出来るといいですよね。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。