今回は、身の周りで火災が発生したと疑われる時に、消防へ通報するべきかどうかの基準について、考えた事を書いていきます。
先日の帰宅途中、非常ベルが鳴っているマンションがあったので、火災ではないか?と思い、消防へ通報しました。
すると消防車が3台、後から2台来てくれました。(後発隊は他の通報者によるものか応援の車両かもしれません。)
非常ベルの音を聞いて、近所の人が出て来たり、通りすがりで立ち止まる人達はいたものの、みんな様子を見ているだけで、自ら通報しようとはしていませんでした。
警察や消防に通報すると、時間を取られたり、後から事情を聞かれたりする、というイメージがあるからでしょうか。(または、単に面倒くさい、他の人がもう通報しただろうという考え。)
誰かがやるだろうという考えではなく、自発性をもって『自分が通報するんだという意識』をもつ事が出来ると素晴らしいと思います。
なぜなら、
- 火事かもしれないから通報した。
→でも、火事ではなかった。
のなら問題ありません。
でも、
- 火事かどうか分からないから通報しなかった。
→でも、実際には火事だった!
という時には、燃え広がってしまい手遅れになる可能性があります。
だから火事かもしれないと思われる時には、なるべく通報するべきだと考えます。
私も、「火事か分からないけれど一応通報しよう」という判断で消防へ通報しました。なぜなら、非常ベルが鳴っていたものの、炎や煙をはっきりとは視認出来なかった為です。
結果的には火事ではありませんでした。携帯電話にも、「消防隊が確認した所、火災ではありませんでした。通報への御協力ありがとうございました。」と留守録が残されていました。
自分の通報によって消防車が出動するというのは、火災ではなかった時には罪悪感を感じてしまいがちです。
今回の私の例でも、火災かどうか不確かにも関わらず通報し、結果として5台の消防車が出動し、しかも火災ではありませんでした。自分の通報ひとつで、結構おおごとになってしまったので、少しだけ罪悪感を感じました。でも、もしも実際には火事だったら…と想定すると、燃え広がる前に連絡した今回の通報は適切だった、と思います。
消防車を呼ぶべきかどうかの基準をインターネットで調べましたが、該当するページは見つかりませんでした。言うまでもないというかんじなのでしょうか。
その為、『火災が疑われる時は通報する』という意識で良いと思います。
今後もこうした場面に遭遇したら、自発的に自信をもって行動していきたいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。