みなさんは、『デスマーチ』という言葉を聞いた事がありますか?
デスマーチとは、プログラマーの業界でよく耳にする言葉です。
どういう状態を指すのかというと、
仕事が終わらないので、
- 帰れない
- 眠る時間がなくて徹夜
- 度重なる仕様変更で仕事が振り出しに戻る
- 潰しても潰しても出てくるバグに悩まされる
- 体調が悪化し倒れていく同僚達
- 逃亡(退職)する同僚達
というような状況です。
仕事量が多く残業の日が続くと、帰れなかったり徹夜が必要だったりします。
そんな長時間労働の日が続くと、体調を崩して休む職員が出始めます。
すると、休んだ職員の業務を肩代わりする必要が出始め、一人あたりの業務量が更に増加し、職員が次々と体調を崩して倒れていきます。
職員全員が仕事に忙殺され、死に向かって進んでいく様子から、日本語では「死の行軍」と呼ばれています。
仕事が終わらず家に帰れない日は「VR帰宅」といって、VRゴーグルを装着して、会社にいながら自宅に帰った気分を味わうのだそうです。
そんなデスマーチですが、自分が経営する会社でもない限り、体調を崩してまで頑張る必要はないでしょう。
自分が経営する会社であれば、業績を上げる為に頑張る必要はあります。
でも、会社の従業員として雇われている場合は、自分の身を守る事も考えましょう。
たとえお金がたくさんあっても、会社での役職が高くても、体調を悪くしてしまったり、私用に使う時間がなかったりするのでは、本末転倒です。
デスマーチに悩んでいる場合は、業務の改善や工夫、転職などを検討して、自分の身を守る方策を講じましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。