以前から、失敗には必ず原因があると思っています。
例えば、
- 前提条件を決める時点で間違える。
- 優先順位を判断し間違える。
- 注力する箇所を判断し間違える。
- 情報が不足している。
- 慢心があった。
- 思い込みがあった。
などなど…。
順に説明しますね。
- 前提条件を決める時点で間違える。
物事を進めていく際は、進め方について、期日、1日にどのくらい進めるのか、どのように進めるのか、などを前提条件として決める必要があります。この条件を決める時点で、期日や1日に進める量、進め方などに無理があると、計画倒れになり、結局は失敗してしまいます。
- 優先順位を判断し間違える。
これも、失敗のよくある原因です。物事を並行して進める必要がある時は、どちらかを先に終わらせたり、目処がつく所まで進めたうえで、もう一方の事を進める必要があります。
でも、この優先順位を判断し間違えると、急ぎのものや重要なものが後回しになってしまうので、注意が必要です。
- 注力する箇所を判断し間違える。
これも、よく陥りがちな失敗原因です。最低限の内容で簡単に作ればいい書類を、理路整然と非の打ち所なく作るなど、どこに力を注ぐべきなのかをよく考えましょう。
よく言われる言葉として、拙速(せっそく)と巧緻(こうち)というものがあります。最低限の物を早く作るか、高品質の物を時間をかけて作るか、という考え方です。
- 情報が不足している。
これも原因の一つです。情報不足だと的確な判断が出来ず、成功させる事は難しくなってしまいます。かといって、いつまでも情報を集め続けていては、作業する為の時間が減っていってしまうので、ある程度の情報が集まったら一旦手をつけて、足りない情報が途中で分かったら、その都度調べるようにしていきましょう。
- 慢心、思い込みがあった。
慢心、思い込みは原因としては、よく似ています。
慢心とは、おごりたかぶる事です。つまり、 自信過剰とか、 思いあがりであり、自分の実力以上にできると思ってしまう事です。
また、思い込みとは、深く信じ込む事です。
その為、常識、道徳、前例、先入観、固定観念などをもとに、考えが一般化し過ぎないような注意が必要です。
以上、失敗の原因について簡単にまとめたので、参考にしてみて下さい。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。