Ken's blog

日々、生きている中で思ったこと、言葉にしたいと感じたものを書いています。

アニメの中での勧善懲悪と、関係性の描写の難易度

5歳くらいの子どものお世話をする事があるのですが、先日、戦隊ヒーローのアニメを一緒に観ていて、気になった事があります。

それは、『人物同士の関係性や葛藤の描写が、子どもには分かりづらいのではないか?』というものです。

 

アンパンマン、戦隊ヒーロー、プリキュア、など、幼児や小学生向けのアニメでは、勧善懲悪をベースに人物同士の葛藤や関係性も、背景に描かれています。

ただ、葛藤や関係性の描写が、子どもには分かりづらい(難易度が高い)設定や背景になっている事も多いと感じます。

 

単純な勧善懲悪であれば、アンパンマンが良い例で、

バイキンマンが出て来る

→顔が濡れて力が出ない

→助けが来る

→復活してアンパンチ

という流れで、とても分かりやすいです。

 

ただ、戦隊ヒーローやプリキュアなど、アンパンマン以外のアニメでは、人物同士の関係性や葛藤の描写が複雑になっている事が多く、大人が観ても分かりづらさを感じました。

登場人物毎の気持ちを考えさせる情操教育なのではないか?とも思いましたが、大人でさえ分かりづらいのに、子どもには余計に分からないと感じました。

 

これは推測ですが、戦隊ヒーローやプリキュアは、1回あたりの放送時間の長さや、1話完結よりもシリーズを通しての内容である事から、単純な勧善懲悪だけだと内容が薄くなってしまうからではないかと考えました。

また、こうした複雑さを出す事で、大人(保護者)が観ても楽しめるようにしているのではないか?とも思いました。

実際、戦隊ヒーローの番組に出ている俳優さんは、男女問わず素敵な方が多いので、俳優さんを見るだけでも楽しめますね。

 

今回は、こんな事を考察してみました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。