映画ミッションインポッシブル ゴーストプロトコルの、ある回想シーンの台詞の書き出しです。
カーター「私達、ファイルを奪われたの。」
イーサン「私達?君と誰かか?」
カーター「エージェントハナウェイ。」
イーサン「ハナウェイはどこだ?」
カーター「…」
(回想シーン開始)
カーター「我々が狙っていたのは、ある機密ファイル。簡単な任務のはずだった。運び屋が乗る列車は分かってた。」
ベンジー「あー、運び屋の到着まであと2分。ボブキャット、そっちは駅まで6分だ。」
カーター「でも分からなかったのは、誰が運び屋か。」
(カーターと男2人との戦闘開始)
ハナウェイ「急げ、ボブキャット。」
カーター「ファイルの運び屋は?なんて名前?」
(男に銃を向ける)
男「やれよ。撃て。」
ハナウェイ「もう時間がないぞ!名前を聞き出せ。全員の追跡は出来ない。」
(男にナイフを刺す)
男「うわぁー!マレク•ステファンスキー、本当だ。」
カーター「聞いた?」
ベンジー “犯罪者リスト”「マレク•ステファンスキー」
ハナウェイ「検索中。」
(コンタクトレンズカメラで顔認証による検索をする)
“該当”
ハナウェイ「あとは任せろ。」
(ターゲットの後をつけて行き、マレク•ステファンスキーが扉を開ける際に、毒が塗られている指輪の針を手の甲に刺し、弱らせる)
ハナウェイ「大丈夫ですか?ほら、こっちへ。座って。お大事に。」
カーター「ターゲットを弱らせバッグを奪う。音もなく近づき、音もなく去る。」
ハナウェイ「ファイル確保。」
カーター「だが追っ手は他にもいた。」
ハナウェイ「ボブキャット、招かれざる客だ。つけられてる。」
カーター「地元警察?」
ハナウェイ「違う、武装した敵だ!」
カーター「持ちこたえて、すぐ行く!アウトリガー、応援を!」
ハナウェイ「待てアウトリガー。南西の角で60秒後に合流。」
カーター「レンズで捉えた顔が照合され、警告が。でも遅すぎた。」
(ハナウェイが、前から来た暗殺者サビーヌ•モローに撃たれる)
カーター「うそ!?大丈夫、助かる!」
ハナウェイ「君は綺麗だ。もっと早く、言っておきたかった。」
カーター「責任は私にある。私が彼を現場に送った。あの女は、私が来るまで彼を生かしておいた。」
(ハナウェイのスマートフォンに残る、照合結果“サビーヌ•モロー”の表示を見るカーター)
イーサン「つらいな…。」
カーター「知ってる?」
(モローが映ったハナウェイのスマートフォンを見せる)
イーサン「サビーヌ•モロー、殺し屋だ。報酬はダイヤモンド。ファイルの中身はなんだ?」
カーター「ロシアの核ミサイル発射コード。」
私がこの回想シーンで好きなのは、ハナウェイが「待てアウトリガー。南西の角で60秒後に合流。」と言うシーンです。不測の事態にも臨機応変に対処し、チームメンバーに的確に指示を出す所がかっこいいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。