Ken's blog

日々、生きている中で思ったこと、言葉にしたいと感じたものを書いています。

お正月の過ごし方から考える日本人の特性

みなさんは、初詣にもう行きましたか?

お正月、もとい元日には、「おせち料理やお雑煮を食べて、初詣に行く」という流れが一般的ではないでしょうか?

 

新年を無事に迎えられた事を喜び、おせち料理やお雑煮を食べて健康長寿を願う。

初詣に行って御参りして、おみくじを引いて、御守り•破魔矢•御札などを買って帰る。

という、お正月の一連の流れ。

 

この流れを、良い•悪いと言うつもりはありません。

ただ、古くからの慣習に儀礼的に従っている人も多いのではないかと思います。

こうした人々に対して、

  • おせち料理の販売業者は、かきいれ時
  • 神社と寺院は、初詣での御賽銭や、御守り•破魔矢、御札の売り上げによる、かきいれ時
  • 神社と寺院の出店露天商も、かきいれ時

として、搾取しようとします。

おせち料理と露天商は別として、御守りなどは「新年を幸せに過ごしたい」という心理を逆手に取り、「この値段で1年間の御加護があるなら安いかな…」と思わせます。

 

仕事でも私生活でも、みんなと同じ事や同じやり方をしていても、他の人より上に行く事は出来ません。それにも関わらず、日本人は周囲の人の同意や、世間の慣習の中で生きる事に安心する側面があります。

やって良い事と世間の目は確かにありますが、一歩秀でる方策をどこかで講じないと、その他大勢の集団から抜け出す事は出来ません。

その他大勢の中で埋もれながら生きるか、集団からどうにか抜け出して成功を確立するか。

お正月の過ごし方から、そんな事を思わされました。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。